おはようございます。
SAKURA’sの商品開発を担当してる
料理家のさくらです。
火曜日の今日は、
SAKURA’sの商品にまつわる
『小さな物語』
をお届けする日。
今日はSAKURA’sの
「ちょい持ちトート」
に込めた想いと、
その裏話を正直に
お話ししようと思います。
このバッグが生まれたのは、
昨年の「SAKURA’s」の
周年祭の時でした。
いつも応援してくださる皆様へ、
心からの感謝を形にしたくて。
日常の中で気兼ねなく
毎日でも使っていただけるような、
丈夫でシンプルなバッグを
プレゼントしたいと考えたんです。
ところが、
この想いはすぐに壁にぶつかります。
チームから返ってきたのは、
「さくらさん、
これはノベルティにしては
高すぎます！」
という声でした。
確かに、
生地の厚みや持ち手の強度
デザインのシンプルさにこだわった分、
プレゼント品としては
高価なものになりました。
ビジネスとして考えれば、
もっと安価なものを選ぶのが
正解だったかもしれません。
でも、私にはどうしても
譲れない想いがありました。
せっかくお渡しするなら、
一度も使われずに
家の奥に眠ってしまうものではなく
「毎日を頑張るみんなの暮らしの、
ほんの少しでも役立てるもの」
であってほしかったのです。
たとえ外で使わなくても、
家の中で収納ボックスとして
使えるかもしれない。
そのくらい丈夫で
長く愛してもらえるものを、
という願いを込めて、
半ば強行突破する形で
製作を決めました。
そして最初は金額の部分で
多少損してもという、
この「儲け度外視」が、
私にとってかけがえのない宝物を
生んでくれました。
イベントを開催すると、
多くの方がこのトートバッグを
持ってきてくださるように
なったのです。
会場で同じバッグを持つ方同士で
自然と笑顔が生まれ、
みんなでバッグを掲げて
記念写真を撮るのが
いつしか恒例になりました。
その光景を見るたび、
胸が熱くなります。
まさに
「みんなでSAKURA’sを
作り上げている」
という理念が形になった瞬間でした。
強行突破のおかげで、
この温かい繋がりが
生まれたのですから、
最高の「嬉しい誤算」です。
そんな風に多くの方に
ご愛用いただけていることが
本当に嬉しく、
ありがたいことに周年祭後も
たくさんのご要望をいただき、
現在SAKURA’sのオンラインストアでも
お取り扱いしています。
気になる方は、
ぜひチェックしてみてください！
それでは、
今日も素敵な一日をお過ごしください。
SAKURA’s 料理家さくら