
おはようございます!
SAKURA’sの商品開発を担当してる
料理家のさくらです。
水曜日の今日は
季節を楽しむ旬のレシピを
ご紹介します。
今日のテーマは
「青椒肉絲」
でも…
ただのレシピ紹介ではありません。
「本格的」という言葉から、
少しだけ自由になるお話です。
青椒肉絲って、
なんだか少しだけ
ハードルが高いイメージが
ありませんか?
ピーマンやお肉を細く切って、
下準備をして、
中華料理屋さんみたいに
本格的に作らないと…
と、私もずっと思っていました。
牛肉は少し高いし、
もっと気軽に
作れたらいいのにな、と。
本格的な中華料理屋さんでは、
食材の食感を良くするために
「油通し」といって、
一つ一つの食材をたっぷりの油に
くぐらせる工程があります。
でもこれを家庭でやるのは
後片付けも大変だし、
カロリーも気になりますよね。
ある日、ふと思ったんです。
「家庭料理で
お店の完全再現を目指す必要って
本当にあるんだろうか?」と。
私が青椒肉絲で一番好きなのは、
何と言っても
「ピーマンのシャキシャキした食感」
だとしたら、
守るべき本質はそこじゃないか。
お店のレシピをなぞることよりも、
そのシャキシャキ感を家庭で
最高に活かす方法を考えよう!
そう思ったら、
心がふっと軽くなりました。
牛肉じゃなくたっていい、
手頃な豚こま肉で。
油通しなんてしなくたっていい。
ピーマンは最後に加えて、
さっと温めるくらいで。
「こうあるべき」という
思い込みを捨てて
自分が一番食べたい味、
一番心地よい作り方に
耳を澄ませてみたら…
本当に美味しくて
自分らしい
「我が家の青椒肉絲」が
生まれました。
家庭料理のゴールは
完璧な再現じゃなくていい。
日々の暮らしの中で、
自分や家族のために
「我が家の最高」を
見つけていくこと。
その試行錯誤の中にこそ、
本当の美味しさと
愉しさがあるのだと思います。
完璧なレシピを
目指さなくて大丈夫。
「我が家の最高」を
見つける旅を、
ぜひ楽しんでくださいね!
そんな想いから生まれた、
さくら流の
「青椒肉絲風」炒めのレシピ、
動画でもご紹介しています。
よければ動画も
ぜひ参考にしてみてくださいね!
それでは、
今日も素敵な一日をお過ごしください。
SAKURA’s 料理家さくら