
おはようございます!
SAKURA’sの商品開発を担当してる
料理家のさくらです。
木曜日の今日は
「私のお気に入り」を
ご紹介する日です。
今日は最近特にはまっている、
とある調味料について
お話をさせてください。
この夏、私の心を
鷲掴みにしたお気に入りが
一瓶の「ラー油」でした。
それが、
小笠原フルーツガーデンさんの
「薬膳島辣油」です。
「え、ラー油?
そんなに毎日使うものでもないし…」
正直に言うと、
これを食べるまでの私も
全く同じことを思っていました。
ラー油なんて
餃子のタレかラーメンに
数滴たらすくらい。
食卓の隅っこにいる、
完全なエキストラな存在だと。
でもこのラー油を
初めて口にした時、
本当に衝撃が走ったんです!
「え…!
これは私の知っている
ラー油じゃない!」
私が知っているラー油は、
あくまでも辛味と
香りを「補う」脇役でした。
でも、このラー油は違います。
全ての味を
上書きしてしまうほどの、
圧倒的な存在感。
言わば、料理の「主役」になる
ラー油なんです。
私が知っているラー油は、
あくまでも辛味と
香りを「補う」脇役でした。
でも、このラー油は違います。
全ての味を
上書きしてしまうほどの、
圧倒的な存在感。
言わば、料理の「主役」になる
ラー油なんです。
なぜ、こんなにも味が違うんだろう。
気になって調べてみると、
作り手である
永井さんの物語に行き着きました。
永井さんは
元々中華の料理人でしたが、
大きな体調不良を
経験されたことを機に、
薬膳の世界へ。
このラー油には、
アロエやウコン、生姜など、
体を温める食材がたっぷりと
その知識と技術、そして人生の哲学が、
この一瓶に凝縮されていたのです。
本当に良い調味料とは
ただ美味しいだけでなく、
こうして作り手の人生や
哲学まで味わえるものなんだな、
と深く感動しました。
この夏、まずは騙されたと思って
いつもの麺つゆに
このラー油を少し入れて、
そうめんを食べてみてください。
きっと
「ラー油って、こんなに美味しかったんだ」
と驚くはずです。
食材の美味しさが、
小手先の技術を凌駕する瞬間を
体験できますよ。
最後に、
少し品がないので迷ったのですが…
私がリアルに毎晩のように
食べている夜食をご紹介しますね。
少し多めに作ったお味噌汁を温め、
軽く水で洗ってぬめりを取ったご飯を
少しだけ入れます。
沸騰したら器に盛り、
この薬膳島辣油と
お好みでゆず七味などをかけるだけ。
ポイントは、あまり混ぜないこと。
味にコントラストが生まれて、
一口ごとに新しい美味しさが
押し寄せてきます。
作り手である永井さんの
人生ごと味わうような、
そんな豊かな食体験をぜひ。
それでは
今日も素敵な一日をお過ごしください。
SAKURA’s 料理家さくら