
おはようございます!
SAKURA’sの商品開発を担当してる
料理家のさくらです。
火曜日の今日は
SAKURA’sの商品にまつわる
小さな物語をお届けする日。
今日は
私たちが商品開発をする上で、
いつも心の真ん中に置いている
ある大切な哲学について
お話しさせてください。
それは
「この道具は10年後も愛せるだろうか?」
という問いです。
SAKURA'sのコンセプトの一つに
「長く使えて、使うほどに愛着が湧く」
という言葉があります。
だから
商品を作る時には
丈夫さや耐久性を
とても大切にしています。
正直に言うと
本来のビジネスとして考えれば
これは非効率的なのかもしれません。
耐久性を少し低くして
お値段を下げて
たくさんの方に
何度も買い替えていただく。
その方が、
会社としては
うまく回っていくのかもしれない。
でも私たちは
その道を選びませんでした。
なぜなら、私自身が
「一つのものを、長く大切に使いたい」
と強く願う人間だからです。
例えば、
職人さんが想いを込めて作った
レザーの財布。
最初は少し硬いけれど
毎日手に触れているうちに、
だんだんと柔らかく
自分の手に馴染んでくる。
ついた傷さえも、
愛おしい思い出になる。
作り手さんの顔が見えるような、
そんな道具が私は大好きなんです。
「買って終わり」じゃない。
「買ってからが本当のお付き合いの始まり」。
持ち主と一緒に成長し、育っていく。
そんな関係性が、
たまらなく好きなんです。
私がSAKURA’sという
ブランドを通して届けたいのも、
まさにその価値観です。
キッチンに立つあなたの隣で、
1年後、5年後、10年後も…
当たり前のようにそこにいて
静かに仕事をしてくれる。
少し色が褪せたり
傷がついたりしても、
それがかえって
「私だけの道具」になった証として、
愛着が増していく。
そんな、作り手の顔が見えるような
キッチンブランドにしていきたい。
この強い想いが
「ながく使えて使うほどに愛着が湧く」
という
私たちのコンセプトの
源泉になっています。
ですから、
SAKURA’sの商品は
買うことがゴールではありません。
みなさんの元に届いたその日から、
一緒に時を過ごし
たくさんの美味しい記憶を刻んでいく、
人生のパートナーのような存在だと
思っていただけたら
本当に嬉しく思います。
次に何か道具を選ぶとき、
ほんの少しだけ
「10年後の自分は
これをどう使っているかな?」
と想像してみるのも楽しいですよ!
▼▼SAKURA'sの商品たちは
こちらからご覧いただけます▼▼
それでは、
今日も素敵な一日をお過ごしください。
SAKURA’s 料理家さくら