
おはようございます!
SAKURA’sの商品開発を担当してる
料理家のさくらです。
日々と料理 6月18日(水)
水曜日のトークテーマは
『季節を楽しむ旬のレシピ』
いよいよ、
トウモロコシが美味しい季節に
なりましたね。
ツヤツヤした実が並んでいると、
夏の訪れを感じて嬉しくなります。
トウモロコシの調理、
手軽なのでレンジを使う方も
多いと思いますが、
「今日は美味しくできたのに、
この前はパサパサだった…」
なんて、
仕上がりにムラが出てしまうこと
ありませんか?
実は
いつ作っても美味しくなる、
とても簡単なコツがあるんです。
今日は
私がいつも実践している、
失敗しないための
3つのポイントをご紹介しますね。
◆驚くほど甘くなる
3つのポイント
ポイント1:
皮を少しだけ残して加熱する
まず一つ目のポイントは、
皮を全部むいてしまわないこと。
薄い皮を1〜2枚だけ残した状態で、
ラップにふんわりと包んで加熱します。
この残した皮が、
加熱中に水分が飛んでしまうのを
防いでくれるんです。
たったこれだけで、
乾燥せずにふっくらと
ジューシーに仕上がりますよ。
ポイント2:
加熱後
すぐに取り出さずに「蒸らす」
二つ目のポイントは、
加熱を終えた後のひと手間です。
レンジが止まっても、
すぐに扉を開けないでください。
加熱した時間と
だいたい同じ時間
(5分加熱なら5分間)、
そのままレンジの中に
入れておきます。
この「蒸らし時間」に、
余熱でじっくりと火が通ることで、
トウモロコシの甘みが
ぐっと引き出されるんです。
慌てず、少し待つのが
美味しくなる秘訣ですね。
ポイント3:
仕上げに「1%の塩水」に浸す
そして三つ目の、
一番大事なポイントがこれです。
熱々のうちに
皮をむいたトウモロコシを、
「1%の塩水」に浸します。
目安は、お水500mlに
塩小さじ1杯くらいで大丈夫です。
これをすることで、
二つの良いことがあります。
一つは
加熱でわずかに失われた
水分が補給されて、
時間が経っても
プリッとした食感が続くこと。
もう一つは
スイカに塩をかけるのと同じで、
ほんのりとした塩味が
トウモロコシの甘さを
最大限に引き立ててくれること。
味がグッとしまって、
専門店のようになるんですよ。
この3つのポイントを実践するだけで、
レンジ調理の失敗が
ぐっと減ります。
なにより嬉しいのが、
この方法だと
時間が経っても
美味しいままなこと。
むしろ粗熱が取れて、
冷蔵庫で少し置いた翌日の方が、
味がなじんで
さらに美味しくなっていることに
驚くと思います。
たくさん作って作り置きしておけば、
忙しい日のおかずやおやつ、
お弁当の彩りにもなって
本当に便利です。
たったこれだけのことで、
いつものトウモロコシが
思わず「おいしい!」と
声が出るような
特別なごちそうに変わります。
もしよろしければ、
動画ではさらに詳しく手順を
解説しています。
言葉だけでは伝わりにくい部分も
あるかと思いますので、
ぜひチェックしてみてくださいね!
旬の美味しさを、
一番美味しい方法で。
ぜひ、試していただけると嬉しいです。
それでは、また。
今日も素敵な一日をお過ごしください。
SAKURA’s 料理家さくら