
おはようございます。
SAKURA’sの商品開発を担当してる
料理家のさくらです。
日々と料理 6月20日(金)
金曜日のトークテーマは
『週末の暮らしを彩るヒント』
雨の週末、
お家で過ごす時間に
愛用の包丁を手入れしてみませんか?
「包丁研ぎ」と聞くと、
少し難しそうに
感じるかもしれませんね。
特に
「10円玉2枚分の角度を保つ」
というのが、
一番のハードルではないでしょうか。
でも実は、
もっと簡単に角度を固定できる
コツがあるんです。
今日は私がいつもやっている、
包丁研ぎがぐっと楽になる
とてもシンプルな方法をご紹介します。
◆家庭でできる
包丁研ぎの3つのコツ
1. 道具は「中砥石」と「仕上げ砥石」
ご家庭なら、
切れ味を戻す「中砥石」と
刃先を整える「仕上げ砥石」の
2種類があれば十分です。
使う前には、
砥石から泡が出なくなるまで、
水に浸して
しっかり吸水させてくださいね。
2. 角度は「指の感覚」で覚える
ここが一番のコツです。
砥石の上に包丁を置いたら、
包丁を持つ手の親指の側面を
砥石にぺたっとくっつけます。
その状態から、
包丁をほんの少しだけ持ち上げて
親指が砥石からギリギリ離れるくらい。
これが理想の角度なんです。
この「指のセンサー」を
基準にすれば、
研いでいる最中も
角度がブレにくくなりますよ。
もう10円玉は必要ありません。
3. 研ぎ方と仕上げのポイント
研ぐ時は
表面(右側)は「引く」とき、
裏面は「押す」ときに
力を入れます。
刃先に「カエリ」という
ザラっとした金属のまくれが出たら、
きちんと研げているサインです。
全体が研げたら、
仕上げ砥石で刃先を軽く整え
新聞紙などでカエリを
優しく拭き取れば完了です。
たったこれだけです。
切れない包丁は、
余計な力が入って
かえって危ないもの。
スッと切れる包丁は安全で、
何より料理がリズミカルで
楽しくなります。
トマトの断面が
潰れずに切れる感動は、
格別ですよ。
手元の動きは、
動画で見ていただくのが
一番わかりやすいかと思います。
詳しい手順を解説していますので、
ぜひご覧ください。
もし砥石選びに迷ったら、
SAKURA’sでご用意している
必要なものが一つになった
便利なセットもおすすめです。
これ一つあれば、
ご家庭でのメンテナンスは万全です。
この週末、
ご自宅の包丁と
向き合ってみませんか?
きっと、
来週からの料理が
もっと楽しくなるはずです。
それでは、また。
素敵な週末をお過ごしください。
SAKURA’s 料理家さくら