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「この方法がベスト?」料理家がいつも自問自答していること。

「この方法がベスト?」料理家がいつも自問自答していること。
SAKURA's|食事処さくらのオンラインストア

おはようございます!

SAKURA’sの商品開発を担当してる

料理家のさくらです。

 

月曜日の今日は

週の始まりを楽にしてくれる

「作り置きレシピ」の日。

 

 

でもその前に、

少しだけ私の頭の中…

レシピが生まれる瞬間の話

させてください。

 

料理家として

レシピをお届けしていると、よく

「どうやってレシピを

思いつくんですか?」

と聞かれます。

 

特別な才能があるわけではなく、

実はとても地道な作業の繰り返し。

 

その根っこにあるのは、

常に「本当にこの方法がベスト?」

と自問自答し続けることです。

 

 

今日のレシピ

「キャベツの胡麻和え」も、

そんな小さな疑問から

生まれました。

 

 

作り置きの胡麻和えで

よくあるお悩みが、

「時間が経つと水っぽくなる」

「味がぼやける」

というもの。

 

これを解決するために、

多くのレシピではキャベツを

「茹でて、しっかり絞る」

という手順を踏みますよね。

 

私も、

それが当たり前だと思っていました。

 

でもある日、

「なぜ、茹でるんだろう?」

とふと思ったんです。

 

 

茹でる目的は

キャベツをしんなりさせ、

火を通すため。

 

でも、茹でると

甘みや栄養が逃げやすいし

水っぽくなる原因にもなる…。

 

「もっとキャベツの甘みを活かせて、

 水っぽくならない方法はないか?」

「炒める?いや、油を使うと

 胡麻和えの風味が変わってしまう…」

 

そうやって自問自答を繰り返して

たどり着いたのが、

「電子レンジで蒸す」

というシンプルな答えでした。

レンジで加熱すれば

キャベツ自身の水分で

しっとりと蒸し上がり、

甘みは凝縮される。


余計な水分が出ないから、

タレも薄まらない。


美味しさはこうした、

ほんの少しの「なぜ?」を

追求する探究心から

生まれるのだと、

改めて感じた瞬間でした。



「当たり前」を疑い、

調理の目的を考える。


そうすると、

いつもの料理がもっと美味しく

もっと自由になります。


まずはこのレシピから。

「なぜ?」を愉しむ、

新しい料理の世界へようこそ!


今日はそんな想いから生まれた、

私の自信作。


キャベツの甘みと、

隠し味のピーナッツバターが効いた

濃厚なタレが絶妙にマッチする、

新しい胡麻和えのレシピを

ご紹介します。




さくら流・水っぽくならない

「キャベツの胡麻和え」

【材料】

キャベツ … 300g(芯を除いた重さ)

(合わせ調味料)

ピーナッツバター(無糖がおすすめ)

… 大さじ1

みりん … 大さじ1

醤油 … 大さじ1/2

砂糖 … 大さじ1/2

すりごま … 大さじ3


【作り方】

1. キャベツの下準備

キャベツは芯を取り除き、

手で大きめにちぎって

耐熱皿に乗せます。

芯に近い甘い部分は

少し小さめにちぎると、

火の通りが均一になります。


2.電子レンジで加熱する

ふんわりとラップをかけ、

電子レンジ(600W)で3分加熱します。

加熱後すぐにはラップを取らず、

そのまま3分ほど置いて余熱で

じっくり火を通すのが、

甘みを引き出すポイントです。


3.タレを作る

ボウルにピーナッツバターを入れ、

レンジ(600W)で20秒ほど

軽く温めて柔らかくします

(こうすると混ぜやすくなります)。

そこへみりん、醤油、砂糖を加えて

よく混ぜ合わせます。


4. ごまを加える

3のボウルにすりごまを加え、

調味料とごまを

しっかり馴染ませるように混ぜます。

キャベツから出る水分を計算して、

少し硬めのタレに仕上げるのが、

味がぼやけない秘訣です。


5. 和える

加熱したキャベツから出た水分を

しっかりと切りながら、

4のボウルに加えていきます。

タレが全体にしっかりと馴染むように、

優しく和えれば完成です!

【詳しい作り方を動画で

ご覧になりたい方はこちらから】

 

 

それでは、

素敵な一週間をお過ごしください。



SAKURA’s 料理家さくら